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八ヶ岳南北40km縦走

観音平〜赤岳〜蓼科山






61段のゲンジー梯子

●山行日 2015年7月28日〜8月3日
●天候 ほとんど晴れ 
●メンバー 5名
●宿泊 山小屋4泊、夜行バス2泊


八ヶ岳南北縦走全図(GPSログ)
八ヶ岳南北縦走全図(GPSログ)
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★★★これまで遠征登山は、ほとんどマイカーで移動していたが、
今回は公共交通を利用しました。
所属する会のカントさんの企画に便乗しました。
女性3人、男性2人のメンバー構成。
当然の如く賑やかな山行になりました。

<行動計画>

一日目 観音平、編笠山、権現山、キレット小屋

二日目 キレット小屋、赤岳、横岳、硫黄岳、夏沢峠(本沢温泉)

三日目 夏沢峠、根石岳、天狗岳、中山、高見石、白駒池、麦草峠

四日目 麦草峠、茶臼山、縞枯山、北横岳、蓼科山


2015年7月28日(火)〜

△▲観音平登山口(1570m)

▲▲▲ 博多発19:28分の新幹線で京都へ。京都から23:03分発の夜行バス、クリスタルライナーで中央道、小淵沢へ。朝6時前到着後、予約のジャンボタクシーで登山口の観音平へ向う。



始発なので座席は余裕 夜行バスに乗り込む
中央道小淵沢バス停 予約していたジャンボタクシー

2015年7月29日(水)


本日の行動データー

1日目 沿面距離 9.2km 累積標高(+)1891m 累積標高(-)-1039m

観音平6:35〜雲海7:35〜押手川8:15〜9:45編笠山10:00〜
青年小屋10:40〜12:10権現小屋12:35〜権現岳12:50〜14:35キレット小屋


観音平、編笠山、権現山、キレット小屋登山コース図
観音平、編笠山、権現山、キレット小屋登山コース図
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△▲編笠山(2524m)へ

▲▲▲ 

観音平
観音平にて、登山計画書を投入。6時35分、さあ出発しましょう!

最初のポイント「雲海」に到着

カラマツ林の中の登山道

次のポイント「押手川」

編笠山の上りにかかると勾配が急になってくる。ハクサンシャクナゲだろうか?
ツクシシャクナゲとはやはり花が違う。

このあたり本当にきつい所、看板に励まされる。

ハイマツが現れて視界が開けてくると山頂は間近だ。

9時45分、編笠山。観音平から3時間10分。

編笠山
次々に登山者が到着。一息入れて、青年小屋に下りましょう。



△▲ギボシから権現岳(2715m)へ

▲▲▲ ギボシという山名は国土地理院の地形図には記載されてないのだが、地元では良く使われている山名のようです。実際に歩いて見ると圧倒的な存在感です。ちなみにギボシの語源を調べてみると、寺院や橋の欄干に使われるネギボウズに似た飾りものの擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)に由来するようです。


青年小屋
広いテント場と青い屋根が目に付く青年小屋

編笠山
編笠山を下る。大岩ゴロゴロ。

青年小屋のベンチをお借りする

青年小屋
ネットの写真でよく見る赤提灯が今日は出ていない。
確か「遠い飲み屋」とか書いてあったよね。

青年小屋、編笠山
青年小屋から一登りして振り返ると
編笠山のスカイラインが絵のように見える。

のろし場到着
編笠山から下った標高を取り返した。

ギボシ
草木がつかない荒々しい山肌をむき出しのギボシ

ダケカンバの大木が良い雰囲気を出している

崩壊が激しい

西ギボシにとりつく

殺風景な岩の隙間に根を張るタカネツメクサ

西ギボシのガレ場を登る

ほっと一息

タカネウスユキソウ
タカネウスユキソウのブーケ

ギボシ
更に続く西ギボシの岩場

ギボシ
東ギボシの荒々しい山容が目の前に現れる。
左、東ギボシ(2707m)と右、権現岳(2715m)。
東ギボシの方が山頂の風格を感じる。

タカネナデシコ
タカネナデシコと東ギボシ

チシマギキョウ
東ギボシの山頂下を慎重にトラバースする。
チシマギキョウが待ってますよ。

東ギボシの鎖場
東ギボシの鎖場を通過する

鎖場がまだ続く。
かなたの谷間に青年小屋の青い屋根。

権現小屋と権現岳山頂
権現小屋と権現岳山頂

東ギボシの核心部を通過して

権現小屋に向います

権現小屋の小屋番さんは歩荷中でした。

小屋のベンチで昼食

お腹も膨らんだので出発しましょ

権現小屋
権現小屋を後にして

権現岳の山頂にて(2715m)。写真ではわかりませんが岩峰のピークです。

後ろの岩峰が権現岳のピーク。
これから権現岳を下ってキレット小屋に向います。






△▲キレット小屋へ

▲▲▲ 権現岳(2715m)から赤岳(2899m)に登るには切戸(キレット)と呼ばれる鋭く切れ落ちた稜線を通過します。最低鞍部のキレット小屋(2440m)まで権現岳から275m下って、赤岳まで460m上ります。権現岳からの下りの第一歩は「ゲンジー梯子」です。


チシマギキョウとミヤマダイコンソウ

ゲンジー梯子
やって来ました。これが名高いゲンジー梯子。61段あるそうです。
高度感はあるものの、やや傾斜があるのでその分楽です。
ただどうしても手足に力が入るようで、途中で疲れてしまいます。

ゲンジー梯子
慎重に降りましょう

ゲンジー梯子
荷重制限、オーバーしないかな

ゲンジー梯子
梯子の後は鎖


ゲンジー梯子
後ろに梯子が見えています


正面の旭岳の鞍部に下ります


鞍部から旭岳への登り返し


旭岳を一気に下る

左から阿弥陀岳、中岳、赤岳のそろい踏み

権現岳、旭岳をバックにして

ツルネのガレ場に咲くコマクサ
ツルネのガレ場に咲くコマクサ

大天狗、小天狗を脇に従えて屹立する八ヶ岳連峰の盟主、赤岳
大天狗、小天狗を脇に従えて屹立する八ヶ岳連峰の盟主、赤岳(2899m)

本日一番の絶景

キレット小屋
キレット小屋(2440m)が見えてきました

キレット小屋
小屋到着!天狗の岩峰がかっこいい

キレット小屋
小屋でくつろぐ。本日の宿泊客は7名。
夕食前にサービスのおつまみで
カンパーイ。


 二日目 キレット小屋、赤岳、横岳、硫黄岳、夏沢峠(本沢温泉)






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