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馬見山南尾根(ダムサイトから直登)
19年5月19日:晴れ
【タイム】
登山口12:10〜12:44三角点(419m)〜12:57ネット〜13:12木材搬送リフト〜13:49「山」石柱640m〜15:08縦走路出会〜15:12馬見山山頂15:50〜17:50登山口 |
【コース地図】
馬見山の地図を見ていると、山頂南側に等高線の間隔が広くて白っぽくなった場所があります。こんな緩斜面の尾根は快適な歩きが出来そうだと思って、その尾根を地図上でたどってゆくと、南西方向にずっと連なりその末端は江川ダムに落ちています。
この尾根の西側には宇土浦越経由の登山道があります。東側には栗河内からの登山道があります。この二つは通常の登山道ですが、その間の尾根ルートは情報がありません。行けるところまで試してみる事にしました。
最初は宇土浦越への林道を500mほど入ったポイントから谷を上がって三角点(419m)の先に出る計画でした。しかし現地に行ってみると、下草がかなり伸びていて歩きにくい状態です。そのため県道沿いの尾根の末端から取付き点を探す事にします。
ここですぐに馬見山への登山口標識を見つけました。これは私の所属するKACの先輩が付けたものだとすぐにわかりました。実は以前、その先輩から、馬見山の新しいコースを整備したので一緒に登りましょう、とのお誘いを受けていたのですが、都合が合わずに私は参加していなかったのです。そのコースが偶然にもこの尾根コースだった訳です。
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正面の稜線を登ります。宇土浦越登山口から。 |
江川山荘から100mほど東の道路沿いから取り付きます。草木が繁って外からは見にくいですが、良く見ればわかります。 |
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登山口の標識、縦走路出会いまで、テープと標識がしっかり付いています。H先輩、ありがとうございます。 |
登山口から最初のピーク |
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すぐ次のピーク、土俵のような凹地。 |
樹間からダムが見えます |
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標高700m前後までは杉林の急登が続きます。 |
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急勾配の山腹を登りあがるとヤセ尾根の末端で三角点(419m)が出迎えてくれました。ここで一服です。 |
三角点のある尾根 |
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鹿避けネット |
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人工林もきちんと管理されれば、それなりの美があります。 |
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幼苗育成中 |
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木材搬送リフト |
江川ダム |
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「山」マークの石柱。良く見る標識だが、詳細不明。 |
標高700m前後からようやく自然林に変わります。 |
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ネコ目、イタチ科のテンではないかと思います。
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【本州、四国、九州などに分布。夜行性で、ウサギ、ネズミ、リス、果実などを食べる。木登り、泳ぎも得意。高級毛皮になる種もあり。】 |
出会った小動物、顔が小さくて下半身が太めで体型はイタチに似ているがもっと大きい。後で図鑑で調べてみましょう! |
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突然、前方に聳える印象的な巨樹。 |
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木漏れ日のプロムナード |
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テント泊に良さそう |
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縦走路近し |
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主稜線縦走路に飛び出た |
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山頂から古処山 |
山頂から江川ダム |
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山頂から今日歩いてきた尾根が良く見える。山頂部南面の樹木が伐採されていて、そのため展望が随分良くなった。議論は有るだろうが、風景愛好派の私としては、ありがたいことだ。山頂に立つ楽しみが増えました。 |
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【メモ】コースの前半は、杉の植林地の中の急登コースです。標識やテープはしっかり付いていますので、尾根を外さないように登れば迷うところはないと思います。上りは問題ないのですが下りは注意が必要です。私は標高点750mのピークからいつの間にか隣の尾根を下ってしまいました。
様子が変だと思ってGPSで位置を確認してみると、正規のコースから直線距離で500m以上東の尾根上にいる事がわかりました。コースを間違えた場合は元に戻る事が原則ですが、そうすると300m以上、急勾配を登り返す事になります。思案の挙げ句、正規のコースと交わる場所までトラバースする事にします。急斜面の山腹は足元が柔らかく滑りやすくて緊張しました。
下山時、尾根の分岐点では意識的に注意しなければ、と猛反省です。はっきり二つに分かれていれば当然注意するわけですが、分かれていることに気づかないままに間違った尾根に入ってしまうことが問題です。事前に、間違いそうな支尾根があるポイントを地図上から見つけてチェックポイントとしておく事が必要かな、と思いました。 |
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△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1、5万分の1地形図を複製加工して使用しています |
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