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取り付き点 |
山頂三角点と測量ポール |
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山頂から僅かな展望 |
平凡な山頂部 |
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北側にあったテープ |
山頂を確認 |
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白石山に関しては情報が皆無で、果たしてどこから取り付いていいのやら不明でした。そのためとりあえず、近くの林道を走ってみて、登れそうな場所を探してみる事にします。
笛岳を下山して古湯方面への県道を走ります。杉山集落の1kmほど先で立派な大規模農道(ファームロード)とクロスしますのでここを右折します
1.5kmほど走ると右手に山腹を巻く林道が見えます。この林道を500mほど走ると分岐があり左折します。この林道はまだ新しく綺麗です。
何度か林道を往復して、登山口の目印を探しましたが、見つかりません。そこで地図上から登りやすそうな南東側に取付き点を決めます。30mほど上がると山腹を横切る踏み跡があります。上を見ると藪が濃いようなので、この踏み跡を東へ辿って登りやすい地点を探します。
登りやすそうな尾根がありましたのでこれを登ります。50mほど登るとフラットな場所に出ます。コンパスで方向を確認しながら進むと小ピークに出ます。山頂にしては少し早いようなのでGPSで確認すると、山頂はこれより北北西に水平距離で200mほどです。実登で300mほどと目安をつけてヤブを分けて進みます。
前方に明るい杉林のピークが見えてきます。多分ここが山頂でしょう。三角点が見つからないのでGPSで位置確認します。北緯33度22分'25.0秒、
東経130度09分34.9秒です。間違いなく白石山の山頂です。樹間から浮岳と女岳がわずかに見えます。何もない平凡な山頂ですが小さな達成感のある山頂ではありました。所要時間は45分です。
よく探すと三角点は北側の夏草の下にありました。上ってきた反対側(北)にテープがありましたのでこれが地形図に出ている破線につながるのかも知れません。山頂標識等は何もなかったようです。やはり登山者が普通に入る山ではないようです。帰路は迂回せずにストレートに下りました。下から見たほどヤブは濃くなかったためです。
トップの写真は本日、亀岳山頂からの撮影です。普通なら天山が背景にあるのですが、ちょうど雲が天山を隠して白石山が綺麗に浮かび上がりました。左右対称の綺麗な山容です。
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