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英彦山、行者堂南西の沢歩き | ▲2007/4/17 |
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先日13日の英彦山の沢歩きが面白かったので他に歩けそうな沢を探してみました。奉幣殿から鬼杉に至るコース上で梵字岩入口の先にある沢は勾配も少なくはっきりしているのでなんとか歩けそうです。この沢はシャクナゲ荘付近で汐井川と合流して彦山川の源流をなしているようです。この谷の源頭は表参道行者堂あたりになります。 ケルンさんをお誘いして二人で歩くことにします。取付き点を間違えると話しになりませんので念のためGPSで位置確認します。 最初は北東に進路をとって高度差150mほどあがります。沢の左岸をほとんど歩きました。二又まで来ると左手に岩壁がそそり立っています。二又からは東に方向をとって更に高度差150mほどを上がって表参道の稜線に出る予定です。 苔むす石と古木が点在する美しい自然を楽しみながらルンルン気分で上がってゆくと正面に綺麗な滝が現れました。眺めは良いのですがこの滝を巻いて上部に出るルートを探さねばなりません。左手を巻きあがると岩峰があります。岩峰の上に上がってみますが行き止まりです。下って岩峰の基部の笹を分けて進むと滝の上部に出ることが出来ました。ヤレヤレです。 上部の沢を更に詰めると明るくなって稜線が見えてきます。稜線に出るには最後はいつもヤブ漕ぎになります。表参道に飛び出れば思わず笑顔です。 上宮下の休憩所で食事をして帰路のコースを相談します。本日の主目的は終了したのでどのコースでもいいのですが、欲を出して中岳、北岳の鞍部からケルンの谷へ下ることにします。 最初は快調に下ったのですが、そのうち谷幅が急に狭くなりどうも先が急崖で滝になっている様子です。巻き道を探しますが見つかりません。半分諦めかかっていたのですが、GPSで現在地を確認するとケルンの谷までそんなに遠くはありません。 左の山腹をトラバースする事にします。強烈なヤブを掻き分けて獣道らしきわずかな踏み跡を進むと開けたガレ場に出ました。ガレ場を沢音の方向に下ってゆくと見覚えのあるケルンが見えてきました。 高度差150mを下るのに1時間以上要しました。もっと簡単なルートがあるのではないかと思いますがこれは宿題です。 本日のルートは通常コースではありません。目印テープもありません。地図、コンパス必携で自己責任で歩いてください。 タイム 別所駐車場9:30〜取付き点10:21〜10:49二又〜11:09滝〜11:42滝上部〜12:11表参道出会〜12:30上宮13:05〜13:13鞍部下降点〜14:20ケルンの谷〜14:56篭水峠〜16:15別所駐車場 |
△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1、5万分の1地形図を複製加工して使用しています |
△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります △▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください |