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祖母山(1756m) | ▲2007/1/1 |
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新年を祖母山で迎えたく31日大晦日早朝に久留米を出発します。阿蘇ミルクロードから瀬の本、竹田を経由して登山口の尾平に10時到着です。 今年は暖冬の為に道路の凍結も無くそれは良いのですが、期待していた祖母山の雪景もないようです。本当は黒金尾根から登るつもりだったのですが、到着時間が遅れたために宮原経由に変更します。 黒金尾根よりは楽と思うのですが、こちらもけっこう登り甲斐があります。かれこれ4時間ほどかかって九合目小屋に到着です。 小屋はすでに大勢の登山客で賑わっています。1F部分はすでにおおかたのシェア割りが出来上がっているようですので2Fのロフト部分に寝場所を探します。毛布を敷いてシュラフを広げてとりあえず寝場所を確保します。 夕食はグループごとに宴が盛り上がります。単独の登山者はそれぞれのスタイルで食事をしています。私は土間の薪ストーブのそばで静かな酒宴を持ちます。 ストーブを囲んで知らぬ同士が酒を酌みながら山談義です。これが楽しいですね。ここ祖母山九合目小屋は九州の山小屋では設備が整っていてバイオトイレ、風力発電、ソーラー発電の設備があり、ありがたいことに夜中も電気が明々と灯っています。 翌朝、全員ぞろぞろとご来光を迎えに頂上へ向かいます。雲の多い天候ではありましたが、山の稜線と上部の雲の間に一部開けた隙間があります。この隙間空間から素晴らしい2007年初日の出を迎える事が出来ました。 山頂に居合わせた皆で、おめでとうコール!お日様が上の雲に隠れるまで30分ほど初日の出を楽しみました。いったん小屋まで戻って下山の準備を整えて出発です。 帰りは黒金尾根経由で尾平に戻ります。山頂直下の梯子場の凍結を心配しましたがほとんど問題はありませんでした。裏谷岩鼻など展望所に寄り道しながら黒金尾根を下ります。 天狗の岩屋までは急傾斜の下りで僅かな積雪ではありますが、滑らぬように慎重に下ります。天狗の岩屋を過ぎると勾配は緩くなり積雪もなくなりゆったりと下ります。下りきって奥岳川のつり橋から仰ぐ岩峰がいつもながら大変印象的でした。 |
△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています |
△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります △▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください |
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