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根子岳西峰本峰(1394m) | ▲2006/10/22 |
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阿蘇根子岳は東峰が良く登られますが、今回は、KACの会山行で西峰本峰に登りました。このコースは最近ほとんど使用されてなかった旧コースでしたが、今回の会山行に先立って、KACの有志の方々が、何度も登山道の整備をされました。現在は、要所にテープ付けがされ、踏み跡も出来てきています。しかし危険な所もありますので注意が必要です。 登山口は鍋ノ平キャンプ場の先からです。標識などはありませんが、キャンプ場の有刺鉄線に沿って登ってゆきます。 最初は樹林の中、次はススキ原、どちらも尾根の急登です。30分ほど一気に上ると大岩がありここで小休止です。尾根の急登ですので疲れますが、展望が開けて居るのが嬉しいです。時折、冷たい風が吹いてくれるとリフレッシュ、疲れもふっ飛んでくれます。 コースとしては一部、岩峰を巻く部分もありますが、それ以外は尾根を外さないように進めば迷う場面は少ないと思います。ただし樹木はあるもののヤセ尾根のところもありますので、転落しないように注意は必要です。 尾根から正面に見る西峰本峰は、三角錐で迫力があります。西峰本峰の上り口からは天狗峰の姿が格好いいです。ここから急勾配の崖を樹木やザイルに掴まって攀じ登ります。ここは危険度が高く、一番注意が必要なところです。 登り上がった山頂からは、素晴らしい迫力のある眺めです。記念写真を撮りましたが、狭い山頂で天狗峰を入れてこの人数はぎりぎりでした。 山頂で食事をして、いったん西峰本峰上り口まで戻ります。そして西峰本峰の東側の山腹を巻いて西峰〜天狗峰の縦走路に向かいます。しかしこの間はヤブが相当に濃く、しばらく難儀しながら進みます。 縦走路に出て西峰に寄って、後は日の尾峠に下ります。正面に高岳を見ながら、景色は良いのですが、足元は急傾斜の連続で、両手で笹を握ってブレーキをかけながら下ります。 日の尾峠からは牧野道をのんびり歩いてキャンプ場に戻ります。9時10分、登山口を出発して、14時15分、戻りました。帰りは月廻り温泉にて根子岳の雄姿を眺めながら入湯して、早い時間に久留米に帰着しました。 |
△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています |
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