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天主山(1494m)熊本県 2006/5/21

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鮎の瀬大橋 林道入口、大しめなわの標識があります
天主山登山口駐車場 天主山鮎の瀬新道登山口
一本調子の尾根の急登 鞍部への下りから見る天主山
新緑のブナの大樹 天主山山頂と三角点
 ヤマシャクヤクは昨年、白鳥山、時雨岳で素晴らしい景観に出会いましたが、なんといってもヤマシャクヤクの有名山は天主山です。一度、この目で見ておかねば比較も出来ません。気合を入れて早朝3時に出発します。

 南阿蘇を経由して通潤橋で有名な旧矢部町を目指します。町に入ると鮎の瀬大橋への案内標識が随所にありますのでその案内に従います。鮎の瀬大橋の突き当りを左折して1kmほど進むと右手に「大しめなわ」の案内と登山口の案内標識があります。この林道を道なりに20分ほど走ると駐車場に着きます。道路はそれなりに荒れてはいますが、普通車でも通行出来ます。

 駐車場から300mほど歩いて右手の林道を入った所が登山口です。これより天主の舞台と呼ばれる1194mピークまで一本調子の急登が続きます。駐車場で一緒になった単独登山者の方と途中まで同行します。

 80分で1194mピークに到着です。鞍部をへだてて正面に天主山の山頂が見えます。一息入れて出発します。いったん鞍部に急降下して山頂へ昇り返します。この後半の歩きは急登箇所があるものの所々フラットな歩きがあるので新緑など愛でながら進みます。

 山頂近くになると、石灰岩の露頭した場所が現れます。ロープが張られていてここから上がヤマシャクヤクの群生地のようです。しかし下の方は花は完全に終わっています。登るにつれて開花が見られますがどうも少し元気がないようです。山頂に着きましたが、やはり花の勢いが弱くて、遠目には良いのですが近くで見ると枯れかかった花も目に付きます。

 とりあえず山頂で食事をして、予定通りに稜線を東へ進みます。1402mの鞍部を過ぎて上り返した小ピークからは三方山、高岳そして国見岳と思しき山が良く見えています。更に進むと広い台地状の場所に出ます。足もとには、ヤマシャクヤクがたくさんありますが、花は終わっています。更に進んで1514mピークの手前北側の斜面に、今を盛りのヤマシャクヤクの群落がありました。ここで、遠見山から歩いて来られた登山者と出会います。当初の計画では、三方山まで往復する予定でしたが、持ち時間も少なくなってきたので、計画を変更してここで戻ることにします。おかげで、ゆっくりとヤマシャクヤクを鑑賞する事が出来ました。後でわかったのですが、この場所で知人とニアミスしていたようです。彼の山レポートを読んで笑ってしまいました。

 下山して矢部町の通潤山荘にて汗を流します。同好の士は雰囲気でわかるらしくて、熊本からの登山者に声をかけられ、湯ぶねにて、しばし時を忘れて山談義です。




△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています

△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります
△▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください

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