| 発心山（967m） | ▲2006/4/7 | |||||||||||||||
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ホームグラウンドにしている発心山だが、最近、ご無沙汰している。麓の発心公園は桜の名所でもあるので、今日は花見登山とする。 桜はもう散り始めたようで、少々ボリュームに欠けている。 「松をもて囲みし谷の桜かな」公園には漱石の句碑がある。 公園を抜けてゆっくり山頂を目指す。発心山にはアオモジが多くあって、色彩の乏しい早春の山肌に黄色の花が際立って見える。 2年前には山頂標識が何もなくて寂しかったが、今は、3本設置されている。この山を訪れる人が多少は増えたのだろうか。山頂近くに漱石の句碑がもう一つある。「濃かに弥生の雲の流れけり」 春の山野草でも見つけましょうと、下山は谷コースを取る。こちらは足元が少々悪いが、尾根コースと比べて勾配が緩やかだ。 谷間に鮮やかな黄色の花、クロモジ？アブラチャン？葉に先立って花をつけるのがアブラチャン、新芽や花柄に産毛のあるのがクロモジとの判別基準を得たが、実際はなかなか難しい。足元にショウジョウバカマを見つけた。この時期どこの山でも見られるようだが、発心山で見つけると、特別に愛おしい。 |
