| 発心山（698m） | ▲2005/7/17 | |||||
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午後遅くなってから発心山に登る。いつものように発心公園の駐車場に車を置いて、今日は身軽にカメラと飲み物だけ持って出発する。気象庁の梅雨明け宣言こそ出ていないが、もう明けたも同じ、週間予報を見ても晴れマークがズラッと並んでいる。 大汗をかきながら７０分で山頂へ。数日前は山頂付近は一面のススキ原になっていたが今日は、バリカンを当てたように綺麗に刈られていた。久留米市が手入れしているのだろか、いずれにしてもありがたい事だ。 山頂から見下ろすと筑後川が夕日に鈍く反射していた。空の一部だけが明るくなっていて面白いなと思って何枚か写真を撮った。 下山は４０分くらいなのだが、途中から雨がポツリポツリと降り始めた。樹林の下ではあるし気温も高いので良い気持ちで歩いていたら、そのうちすごい雨量になってきた。 あっという間にずぶぬれになり足元の登山道が川になってしまった。そのうち雷鳴が激しくなってきた。落雷しても樹林帯では大丈夫だろうと大雨の中、そそくさと下る。そのうち樹林の無い開けた場所に出ると、さすがに気持ちが悪くてその手前の大木から少しはなれた場所で避難する。 今考えてみると、山頂で写真をのんびり撮っていたとき、上空の黒っぽい雲がこの雷雲だったのかもしれない。良い勉強になった、今日は、かって知った発心山だったから良かったものの、初めての山だったら心細かった事だろう。 公園の東屋で濡れた衣服を絞って車に飛び込む。驚いた事にわずか数キロメートル走ると路面は乾いていて雨の降った形跡は全く無い。集中豪雨を身をもって体験した。 |