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球磨川水源 2005/6/30

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 昨晩は白蔵峠の東屋でテント泊とする。雨露がしのげて水まであってありがたい。夜半から蛙に囲まれたようでその合唱であまり眠れなかった。朝、食事を済ませて7時前から球磨川水源の登山口へと向かう。

 本来の登山口となる源流橋の手前1km地点で大規模な崩壊があって林道はここで通行止めである。工事現場の手前から左手に登山用の迂回路が作られている。この迂回路を辿ると源流橋の上流の二本杉の地点で通常登山道と合流する。

 そこから渓谷に沿ってしばらく登ると旧道と新道の分岐点に出る。始めは危険と書かれた旧道を進んだが、崩壊した谷の地点で進路が不明になったために、分岐まで戻って新道を登ることにした。新道はいきなりの急登となり標高で150mを一気に上る。あとは山腹のトラバースとなり涸れ谷を2箇所越えると水源に着く。

 水源は山腹の斜面の一点から滔々と清水が湧き出ている。「ここが球磨川水源です」と書かれた水上村の案内板やその他の石柱が多くある。あたり一帯には苔むした岩や木が点在して幽玄な雰囲気を醸している。ここから、古の人々が往還した水上越への道があるはずで、探してみたが良くわからなかった。

 家に帰って、撮影した写真データーとGPSのログと2.5万図とを合わせ解析してみると、水上越への道は水源から100mほど新道を戻った地点の涸れ谷を上るルートである事がわかった。ガイド本やネットのレポートなどと仔細に照合してみたが間違いないようだ。その内に確認したいと思う。


△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています
△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります
△▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください


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