ヤマップ有料化 |
ヤマップ迷走11月13日、ヤマップ有料化に関して修正案が発表されました。 *実施期日は11月19日から12月10日に変更されました *料金が引き下げられました *非公開活動日記の制限が外されました *地図印刷機能の制限が外されました 今回このような修正案が出てきたことに驚いています。 舌の根も乾かないうちにという言葉がありますが、それでは最初の有料化案は一体何だったのでしょうか? ヤマップの迷走が始まったようです。 2019年11月13日記 会員制度リニューアル登山アプリ「ヤマップ」は現在アプリの有料化に大転換を始めています。 会社告知によればアプリを無料で利用できる範囲が今後大きく削減されることになりました。(2019年11月19日より) そこで無料会員の場合、今後困りそうなポイントを考えてみました。 地図の端末保存は5枚まで2013年のアプリリリース以来、「全国の登山地図を制限なく無料でダウンロードできて、登山中に自分の居場所を確認出来ること」をコンセプトにして急成長してきましたが、今後は端末に保存できる地図は5枚までに制限されます。現在ダウンロード済みの地図については強制的に削除されることはありませんが、新たなアクションを起こす場合、例えば新規に地図を追加する際にはこれまでの地図を削除してトータル5枚内にする必要があるようです。 5枚内で追加と削除をそのつど行えば使えないこともないのですが大変面倒ですね。 軌跡のダウンロードが不可他の人の軌跡を自分の端末にダウンロードして利用する機能はこれまで一件のみ認められてましたが、無料会員は今後全くできなくなります。ただしPCからの軌跡ダウロードは許可されていますので、PCからダウンロードしてそのファイルを端末に取り込めばOKです。詳しくは別頁で書いてますので参考にしてください。 写真アップ枚数SNS機能に付いては活動日記の写真アップ枚数が活動日記ごとに50枚以下に制限されるようになります。撮った分全部を未整理のままアップロードするようなやり方をしなければこれはまったく問題ないでしょう。 非公開の活動日記非公開の活動日記については古い記録から30件までしか表示されなくなります。それ以降の新しい非公開活動日記は表示されなくなりますが、サーバーから削除はされずに残っているので、有料会員になれば再び表示される仕組みのようです。 個人的な話ですが私は無料会員で2017年まではSNS機能は利用してなかったので、非公開活動日記が大量にあります。 あくまで個人的な山記録用としてヤマップを利用していた方も多いと思われますのでこの制限は大変堪えるところです。 今後ヤマップアプリの優秀さと社員の親身な対応については、かねがねこのホームページの中でもお伝えしてきたところですが、いまやアプリダウンロード数140万とのこと、すっかりアプリの使い勝手の良さにはまって、毎日ヤマップを見なければ落ち着かない状態になっている、いわばヤマップ中毒症の患者会員も多いのではないかと思います。この状況で有料化に経営の舵を切ったことはまことにグッドタイミングなのかな。 試みに現在の私のフォロワー会員の中で有料会員率を調べてみると約20%でした。 社員数は当初の数人から50人前後まで増えているとのこと 利益を出す段階に入りましたとのこと ヤマップの株式上場も視野に入ってきたのかな、と感慨新たです。 しかし年間数千円の課金はアプリの課金として安いものではありません。無料だから使ってきた会員も多いと思います。 140万がダウンロード数であり会員数ではないことも疑問です。 今回の有料化によって会員数の増加は今後ほぼ期待できない状況になったのではないでしょうか。 今回私は、これまでのお礼の気持ちも込めて有料会員に事前登録しましたが来年はまたその時点で新たに検討するつもりです。 2019.11.09記 |