| △▲アケボノツツジを見たくて祖母山へ向かう。前夜尾平の駐車場で車中泊して朝６時前に出発。今日も快晴、岩峰群が朝焼けしている。３年ぶりの黒金尾根だ。渓谷に立派な橋が新設されている。１３００ｍくらいからアケボノのお出迎え、シャクナゲも交互に現れて豪華な競演だ。青い空、白い雲、小鳥のさえずり、梢を渡る五月の風、すべてが生気に溢れている。縦走路に出るとちょうど良いところに一本の満開のアケボノがあり登山客が疲れを癒している。ここから東方、障子岳、古祖母へ向かうが、この区間は２年前の傾〜祖母の縦走の際、視界のない霧の中で不安な気持ちで駆け抜けた所だ。今日はうって変って快晴、祖母山系が手に取る様に眼前にある。時間もたっぷりあるので全ての展望台に足を伸ばすつもり。天狗岩、烏帽子岩はまだつぼみ。障子岳で昼食。凍らせて２０時間前に保冷容器に収納したビールがちょうどいい加減。釣り針状に連なる祖母山系の稜線と新緑の深い谷を眼下に見下ろしグイと一息に飲み干す、至上の楽しみの時。古祖母への稜線は下りも登りもゆったりだ。大きなザックを担いだテント縦走の一行とすれ違う。「３１度もあるんですよ〜」大粒の汗を滴らせながら元気の良い声。古祖母の東側８合目あたりにアケボノは密集していた。午後の太陽が逆光となって背景の岩峰群に花々が浮き上がって見える。帰りは尾平越に下り登山口に着いたのは６時、腹いっぱい遊ばせてもらいました。（画像クリックで拡大） |
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