私の好きな九州の山 英彦山周回 (福太郎下〜泉蔵坊跡〜大岳(峠)〜尾根〜材木石〜南岳〜奉幣殿〜双戸窟〜福太郎下) 泉蔵坊跡に残る石垣と通路 【登山日】
2015年8月18日:晴れ 【登山行程&所要時間】 福太郎下9:35〜10:50泉蔵坊11:45〜12:35大岳(峠)〜13:25尾根経由で上の登山道へ〜14:10そのまま尾根を登って材木石へ〜14:45南岳15:10〜16:20奉幣殿〜16:45双戸窟〜17:15福太郎下
【登山コース地図】 画面クリックで拡大します 【GPXファイルダウンロード(右クリックして保存)】 このリンクをマウスで右クリック(Macの場合はしばらくクリック)して、「対象をファイルに保存」などのメニューを実行してください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 500号線は小石原と添田町の境界付近でがけ崩れのため一ヶ月ほど前から、全面交通止めになっていたが、最近になって復旧工事が進みようやく片道規制に変わって一応通行可能になった。この情報を得てさっそく英彦山に向ったのだが、今度は大南林道が全面交通止めになっている。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大南林道は福太郎の工場下で通行止めになっている。道路拡張工事と痛んでいた場所の補修工事と思われる。期間は今年の12月27日まで。しばらく不便だが来年から鬼杉登山口まで通行できるようになると思われるので期待したい。本日は車のみならず登山者の通行も出来ないとの事で急遽、予定コースを変更する。 福太郎の工場を下に見て 簡易舗装の作業道に入る マムシ対策用にスパッツをつける 今にも崩れ落ちそうだがなかなか崩れない道。しっかりがんばっている。 双戸窟方面渡渉点。添田町が樹木に白いペンキマークをつけている。 本日は双戸窟とは反対方向にコースを取る。この地点は交差点みたいなもの。 目印にケルンを作る 地形図に記されている破線の旧道を辿って泉蔵坊跡に行くつもりだ。 薄い踏み跡があるような、ないような? 最初は薄かった踏み跡だが、次第にはっきりしてくる。 尾根を回り込むように進む。 添田町の標識がついている ほとんど水平に尾根をトラバースする 突然作業道が現れる GPSで位置を確認すると地形図の破線とは少しずれた地点に出たようだ 作業道を上ってゆくと右下にネットで植林を保護している場所がある この作業道はどこから入ってきているのだろうか。 樹林の奥に薄く見えている山影の向こうあたりが泉蔵坊だろう 小さな沢を渡る 荒れた谷に出る こちらも荒れている 左の谷から登る 岩盤に長い根を伸ばす樹木 根っこにつかまって登る フラットな場所に登りあがる 近くに綺麗な道があったので降りてみる。もっとはっきりしたルートがあるかもしれないと思って、しばらく付近を捜してみたがどのルートをとってもあまり変わらないようだ。 このV字の場所は記憶にある 初めて訪れたときは早春の頃でミツマタの黄色の花が見事だった 沢水が流れ込んで湿地帯になっている 染付けの焼き物の破片 坊跡にも植林されている 泉蔵坊跡。水利は極めて良かったようだ。 静かに苔むす坊跡 弘法大師像 ここが入口だろうか 登山道出合い。登山道から下れば泉蔵坊跡までは10分も要しない。 玉屋神社で昼食とする 岩盤に彫られた階段 大岳下の登山道鞍部 鞍部から尾根に入る。 たいした藪も無く小さなピークに出る 最初は直登するつもりだったが、赤テープの目印があったので、辿ってみる。 山腹を少し左に巻いて登りあがるように付けられていた。 この地点から上がる 登りあがった尾根 フラットな尾根。アカマツの大木が目を引く。 植林地の中を進む 奥は正面参道の尾根であろうが、その手前に絶壁と緑の松が美しい南画風なポイントを見つけた。 右に張り出した尾根に思わず入りそうになったが、地図で確認して修正する。 その後ほどなく上の登山道に飛び出る。 登山道の標識。 鞍部から更に上部の尾根を登る。 尾根にまたがる大岩に出会う 左を巻くのは面倒そう 右を巻こうと思ったが良く見ると正面の樹木を伝えば登れそう 鬼杉方面の岩場が見える 岩に登りあがると正面に先ほど目にした岸壁がある。 ここにきて気づいたのだが、この岩壁は材木石から山腹をめぐっている連続した岩壁の末端なのであろう。 予想していたよりも歩きやすい尾根である。以前歩いたことはあるのだが記憶が薄れていた。 ササヤブを僅かに漕げば 大岩がゴロゴロした場所に出る 高さ10m以上はありそうな岩壁に突き当たる 岩壁の裾に沿って進む 材木石の付近で南岳登山道に出会う。 南岳山上 中岳 本日は遠望が利くようだ。 北岳の緑も濃くなってきた 裏英彦山道から北岳に直接登るルートは無いだろうか。 南岳と中岳の鞍部。ここは分水嶺。 左は遠賀川から玄界灘へ、右は山国川から周防灘へ流れる。 中岳、英彦山神社上宮。 珍しく正面参道を下ることにする。 むすび神社(行者堂) 本日歩いた尾根が中央に見える 奉幣殿まで下って左折 生物研究所方面に右折 展望の良い露岩から。正面に白岳。その右後ろに泉蔵坊がある。 露岩 白岳から下る尾根の写真右端付近を、朝、越えたのだと思う。 双戸窟の隣の窟 双戸窟 間伐材が多くて歩きにくい場所 交差点に朝とは反対側から戻る。 苔むした間伐材 福太郎下の駐車場に戻る。5時を廻ったので本日の工事は終了したようだ。 私の好きな九州の山 |