私の好きな九州の山 日隠山1544m(鹿川峠から) (釣鐘山登山口〜鹿川峠〜日隠山) 雨中、4時間余をかけて到着した日隠山 【登山日】
2015年7月19日:雨 【登山行程&所要時間】 釣鐘山登山口7:15〜8:00登山口(上部)〜9:00鹿川峠9:05〜10:15三角点10:20〜
11:30日隠山11:55〜14:00鹿川峠〜15:15釣鐘山登山口 【登山コース地図】 画面クリックで拡大します 【GPXファイルダウンロード(右クリックして保存)】 このリンクをマウスで右クリック(Macの場合はしばらくクリック)して、「対象をファイルに保存」などのメニューを実行してください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 鹿川をベースにして1日目はだき山、国見山、鬼の目山、鉾岳の周回縦走。
2日目は鹿川峠から日隠山をピストンする計画でしたが、天気予報が逆転して晴れから雨に変わってしまいました。おかげで大幅な計画変更になりました。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
前日は上鹿川にてテント泊。夕方から雨になり朝までほとんど降り続ける。 朝になって、当日、宿泊予定の鹿川交流センター「つりがね」に移動。 「つりがね」の炊事場で濡れた物を乾す。本日は当初の予定では、だき山から国見山、鬼の目山、鉾岳を周回縦走する予定であった。しかし雨の中、だき山の急登は危険と判断して二日目の予定の日隠山と入れ替えることにする。 上部の林道沿いの登山口。ここまでは舗装林道。これから山道になる。 このコースは西郷隆盛敗走の地。鹿川峠を越えて日之影に下ったのであろう。 広い尾根の鹿川峠。左手、南方に向えば釣鐘山。本日は右手、北方の日隠山を目指す。尾根を忠実に辿れば山頂に到着する筈だが行ってみなくてはわからない。もちろん標識やテープは最初から期待していない。 昨夜からの雨はずっと降り続けて、結局下山するまで止まなかった。 峠から歩き始めてまもなく、大きな岩壁に行く手を阻まれる。地形から判断して右手、南側を巻く。 うっすらとガスの流れる尾根道。 1266mの標高点。 この岩場は乗り越える。 1358.7mの三角点到着。東方が開けているので天気が良ければ、大崩山からだき山方面が綺麗に望めるはずなのだが残念。 湿地のようになった広い尾根。正面の黄色の杭を目標に進む。 町界標識のようだが良い目印になる。 日隠山の山頂部は小さな台地状の地形になっている。そのため尾根が広がってコースを定めにくい。 ヤブの中から抜け出して山頂部台地に到着。 台地の中のこんもり盛り上がった地点が山頂だ。三角点と朽ちた山頂標識があった。雨の中、標高差約1000mを4時間15分かけて登った。12時までに山頂に着かないときは、その地点で下山する計画だったが、無事山頂に到着出来て有り難き幸せである。 食事をして下山にかかる。この台地のヤブの中から明瞭な尾根に出るまでの間が難しい。GPSとコンパスを駆使してそれでも何度か迷いながらもなんとか目的の尾根に出る。 GPSに記録された上りのルートを忠実に下れば良い筈だが、実際の山中ではそれがなかなか難しい。何度か支尾根に迷い込みそうになってその都度GPSで確認して本来の尾根に戻る。岩場や倒木などの障害物を巻いたときに特に間違いやすい。 立派なヒメシャラの木。 白骨のような木の根 ランの花のようでもあるが? 無事、鹿川峠に到着。鹿川峠から日隠山まで上りは2時間25分、下りは2時間05分。下りでは30分ほど道探しに費やしたようだ。これから先は通常の登山コース。 一気に登山口まで下る。本日の宿泊先の「つりがね」で汚れまくった靴や雨具などを洗って明日に備える。鹿川交流センター「つりがね」は廃校跡に立てられた地域の交流施設。外来の宿泊も安価で出来る。予約必要。当日の宿泊は私たちのみ。おばちゃんが一人で美味しい料理を作ってくれました。明日は4時半起床なので宴会は早めに打ち上げ就寝。雨はずっと降り続いているが明日は止んでほしい。 |