私の好きな九州の山
伯耆大山(弥山1709.4m)
(桝水スキー場6:45〜7:45一ノ沢取付〜11:40弥山山頂(小屋で食事)12:10〜12:45六合目避難小屋〜行者谷〜14:55大山寺)
行者谷を下る
【
登山日
】
2014年3月8日:晴れ後曇り
【
登山コース地図
】
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KACの春の恒例山行となっている伯耆大山山行。今年は一ノ沢からのコース。2009年に同じコースを登っています。今回は13名の参加者。バスをチャーターして車中一泊、お宿一泊、二泊三日の行程です。マイカメラの調子が悪くて撮影出来なかった区間(森林限界を抜けた地点から山頂まで)は
カントさん
から画像をお借りしました。
早朝、溝口展望所で登山準備をする。
この方向(西)からは綺麗な富士山型に見える。
車窓から見る伯耆大山がぐんぐん大きくなってくる。
桝水高原スキー場にて降車。
朝方は晴れていて山頂までしっかり見えた。期待が膨らむ。
大山環状道路は冬季閉鎖中。一ノ沢取り付きまで環状道路を歩く。道路上は1.5mほどの積雪がありそうだ。
トンネル内で衣服調整。
ぼんやりと弓ヶ浜が見える。
落石防止用の構造物
朝日が射してきた。山頂までこの天候が続けば良いのだが。
最近の新雪が30cmほど積もっている。
青空も少し見える。
一ノ沢取り付き点に着く。
一ノ沢取り付き点にて小休止。
環状道路と分かれてこれからが本番。
朝日を受けて
.
青空と霧氷の林が綺麗だ。
雪まみれになって登る。
樹林帯を抜けた地点で集合写真。
ワカンをアイゼンに履き替え、ストックをピッケルに持ち替えて雪面を登る。。
次第にガスと風が強くなって来る。
ホワイトアウト状態。視界は15mほど。
一部、クラストした氷雪の斜面があり緊張した。下を見ると相当落ちていて滑落したらただでは済みそうに無い。アイゼンとピッケルでしっかり身体をホールドして登る。
ホワイトアウトの中、頂上台地に登り上がる。緊張が解け笑顔。
山頂記念写真。
頂上小屋で食事。外光が入らないので中は真っ暗。
頂上小屋の前で集合写真を撮ったが小屋はガスの中、ほとんど見えない。
夏山登山道を下山。こちらもけっこう深い雪。次々と登山者が登って来る。
六合目避難小屋。
一瞬の青空。
雲間から太陽も。
六合目小屋から夏山道を離れて行者谷をシリセード、子供に帰って無邪気に遊ぶ。
下るにつれてガスがとれて綺麗な景色が出現。見とれて写真タイム。
各人、好き勝手に遊んでいます。
北壁方面
宝珠尾根。
北壁方面
谷の下部ではシリセードでは滑らなくなってズボズボ埋まりながら歩いて下る。
三鈷峰の山頂部が姿を現す。
弥山尾根?を登る登山者。
元谷。
スノーシューで足を滑らせた登山者がぶらさがり状態で困っていたので救助の手助けをする。
大神山神社。
15時前に大山寺の宿に到着。入浴後、さっそく宴のスタート。賑やかで楽しい一夜となりました。
追記)私たちが登った翌日、9日に日帰り予定で入山した岡山の山の会所属の男女三人が遭難、12日に剣ヶ峰山頂下斜面で全員遺体で発見されました。私たちも心して安全登山に努めたいと思います。
「大山は、1700メートルほどの山ですが、独立蜂で日本海に接しており、いったん天候が崩れ始めた際の厳しさは、3000メートル級の山に匹敵する厳しさです。」
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-大山冬山登山十訓
より。
Web
www.asophoto.com
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