私の好きな九州の山
古処山
(駐車場〜古処山〜旧八丁道)
咲き始めたキツネノカミソリ
【
登山日
】
25年7月16日:晴れ
【
登山コース地図
】
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(鳥になって空からお山を観察しよう!)
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福岡県の朝倉市と嘉麻市の間にある古処山は標高859.5m、へい山、馬見山と合わせて古処山地を形成する。隣接する三郡山地、英彦山山地とともに古くから修験の山として栄える。石灰石地質の山で山頂部のツゲの原生林は1000年を越える樹木もあって国の天然記念物に指定されている。
2012年の大水害で登山道は激しく崩壊して立入り禁止が続いていたが、最近修復作業が終わったとの情報を得て久しぶりに登ってみました。
秋月の野鳥川からこれから登る古処山を望む
登山者用の広い駐車場。今日も夏の強い日差しが照りつけています。
駐車場から舗装路を300mほど歩いた地点にある登山口。
麓の野鳥集落の氏神様のお札の付いた神具。石川県の白山の白山神社は全国の白山神社の総代だがこの神社も末社なのだろうか。
杉林の中の道
補修された河岸
白いすだれ
去年の水害後、新設された橋。
橋の土台は鋼鉄製で両端はボルトで基礎と接続されている。
三合目標識。
沢沿いの登山道
本日は水量が多い。おかげでひんやりとした冷気が気持良い。
五合目登山口。古処山林道の終点地点。車で来てここから登れば簡単登山が出来る。しかしコースは制限される。
六合目。紅葉谷分岐。
七合目標識。朝倉28山峰会とあるが、なかなか立派な標識だ。
杉林の間から青空が見える。だいぶ高度を稼いだようだ。
水舟。水場とあるが水量は少ない。
水舟のそばに咲いていたキツネノカミソリ。まだ咲きはじめで花数も僅かです。
見上げる夏空が心地良い。
左は直登、右はいったん縦走路に出て山頂へ。
.
九合目。
このあたりから古処山名物のツゲの原生林が目立ってきます。
登山道にマムシ。一瞬、ひるみましたが頭にダメージを受けてご臨終のようでした。
古処山の山頂部は石灰石が露出しています。石灰石の地質には特有の植物が育ちます。
古処山山頂到着。
山頂部のお社。
山頂の石灰石の大岩からの眺め。耳納連山と筑後平野。
九重連山
由布岳
三郡山地
筑豊方面
古処山頂の空
山頂で食事の間中、ザックから離れなかった蝶。ストローみたいな長い口で盛んになにか吸っている様子でした。
下山はまず西の尾根を下ります。
登山道脇にはたくさんの石仏があります。
急に開けた広場に出ました。ここが馬攻場のようです。中世秋月氏の時代の史跡とのこと。
登山道分岐点。右は「遊人の杜」や嘉穂町のキャンプ場方面の下山道。昔、山登りを始めた頃、間違って右に下り国道を延々と上り返したことがありました。
感じの良い登山道。
林道出会い地点にある標識。
国道に着きました。
国道の対面側に道があるのか探してみましたが、見つけられなかったので国道に戻り国道を下りました。綺麗な沢がありました。
国道登山口から国道を500mほど下った地点に秋月街道旧八丁道の入口があります。
登山道で見つけた沢蟹クン。
長い石板を三つ並べた橋。何百年かの歴史がある橋かも知れません。
石畳の道。かって多くの人に踏まれたきた敷石は角が取れ丸くなっている。江戸時代、参勤交代の一行もこの道を通ったのであろう。
夏は避暑客で賑わう「だんごあん」。
「だんごあん」を抜けるとバス停のある旧八丁道入口。国道を下り駐車場に戻る。本日は沢沿いの道が多くあまり汗をかかずに歩くことが出来ました。
Web
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