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北海道の山旅〜羅臼岳 (1661m)
19年7月12日:曇時々晴れ
(3日目)
【タイム】
木下小屋出発5:35〜6:19オホーツク展望〜7:17弥三吉水〜7:28極楽平〜8:24銀冷水〜8:43雪渓〜9:15羅臼平9:35〜11:14山頂12:00〜15:30木下小屋 |
【北海道の山旅概念図】
【コース地図】
木下小屋コースで標高差1450mを歩く。前半はミズナラの目立つ尾根道で559mの岩場まで来ると、知床五胡の展望が開ける。さらに登ってゆくと、弥三吉水で喉を潤す。斜度がなくなると、極楽平着。ダケカンバは風雪に耐え真っ直ぐではなく曲がりくねった姿を見るにつけ、知床半島の自然の厳しさを実感する。銀冷水を過ぎ大沢の上りで数回雪渓を渡り羅臼平到着。
小休止を取っているとH氏が羅臼岳反対の尾根(三ツ峰)にヒグマを発見する。数百m離れているものの羅臼平に下りてきたらと多少心配する。ハイマツ帯を抜け冷たくて美味しい岩清水で喉を潤す。ここから巨岩帯の急坂を上りきると荒々しい岩場の羅臼岳の山頂到着。
快晴で展望も良好で昨日登頂した斜里岳、国後島が望まれる。往復で下山開始。羅臼平に到着するとヒグマの姿は無かったがその代わりにキタキツネが挨拶に現れた。世界自然遺産登録されるだけあって山が深く自然林に覆われている。下山後に木下小屋の露天に入る。
(この項、記録Y氏) |
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昨晩、お世話になった木下小屋。近くまで電気は来ているのに、ここはランプの小屋、オーナーのこだわりでしょうか。小屋の露天風呂は温度も高くて結構でした。岩尾別温泉の露天は温度が低すぎ。ここが羅臼岳の登山口でもあります。 |
木下小屋にある登山届け記載所 |
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この先に蟻の巣が多くあって、ヒグマがそれを狙って出没するとのこと。 |
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オホーツク展望所、本日は霞んでいて良く見えません |
弥三吉水、キタキツネが媒介するエキノコックス病があるので北海道の山水は飲めない場所が多いのだが、この水は地元の人も飲んでいたので大丈夫なんでしょう、美味しかった! |
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銀冷水 |
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大沢の雪渓を上がる |
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大沢の雪渓にて、青空が出て来ました! |
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ハイマツの向こうに羅臼岳の岩峰 |
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チングルマ&ツガザクラ |
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羅臼平にて、熊を発見!それにしても先輩、良く見つけましたね!! |
むりやり拡大、確かに熊。 |
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羅臼平より羅臼岳 |
岩清水、旨かった。しかしこの辺りにもキタキツネは出没!? |
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羅臼岳、山頂近し |
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知床の山々 |
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山頂にて、標高差1400mは歩き甲斐がありました |
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昨日登った斜里岳のピークが雲海上に見えます |
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羅臼平にあるフードロッカー |
こんな場所でテント泊はしたくないものだが、それでも2張りありました。 |
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登山口近くのホテル「地の涯」、ネーミングも良く予約でいつも一杯とのこと。昨晩は近くの無料露天風呂で汗を流したが温度が低くかった。 |
至近距離でヒグマに遭遇、ただしこちらは車の中。これから230kmほど走って雌阿寒岳登山口のオンネトーキャンプ場に向かう。 |
*この頁のすべての写真は同行のH氏撮影のものです。感謝!!私の撮影した大量の画像は不手際にて消失してしまいました(((
;゚Д゚)))ガクガクブルブル |
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△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1、5万分の1地形図を複製加工して使用しています |
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