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石谷山(754m) | ▲2006/11/29 |
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九千部山や石谷山の主な道はほとんど歩いたと思っていましたが、ネットの友人のごましおさんから中原方面から石谷山に登る道があるとの話を聞いてさっそく歩いてみました。 登山口は山田地区のひまわり畑の隣の作業道から進入します。300mほど入ると竹林がありその先の小谷に出ます。谷の岩場には石のお地蔵さんなどが祀られています。 谷に沿って15分ほど歩くと道は右手の急な山腹をジグザグに上がります。上がりきるとすぐ下に舗装林道が走っています。これは古田原から上がってきている林道です。 林道を隔てて真正面に道は続いています。ここで、慌てて走り去るウリ坊を見つけました。2.5万図では先ほどの谷をそのまま上がるようになっていて、かなり勾配のある谷だと覚悟していたのですが、現在は尾根を上がるコースになっています。 これからしばらく続く尾根道のあちこちには、お地蔵さんやその他の小さな石仏が数多く安置されています。それぞれに番号札がかけられていて巡礼出来るようになっています。急勾配の場所には長いザイルがつけられています。ここの自然林の尾根歩きは雰囲気がよく快適です。 尾根を上がりきると473mピークにつながるフラットな広場になりここは植林地になっています。ここは迷いやすいかと思いますが、右手の小さな尾根部を確認しながら北方に進むと目印テープがあります。ここでこのコースで唯一の古い標識がありました。三高登山部とありますので、これは中原の三養基高校と思われます。数年前まで学校登山で登っていたそうです。 標識のすぐ先で林道に出会います。林道に下りる崖道が滑りやすいので要注意です。さてこれから少々長い林道歩きです。北へ約1300mほど歩きます。地形図では途中から尾根を歩くようになっていたようです。この林道の終点で、鋭角に交差する別の林道がありこれを右折します。 右折して尾根の出っ張りに沿って200mほど歩いた地点に、尾根の取付き点となる入口があります。高圧線の保守点検のための作業道の標識があります。明確な道ですが尾根を300mほど進んだ地点で道は右側(東)の山腹をまき始めます。 地形図を見るとこの地点から北へ120mほど上がれば石谷山の山頂です。はっきりした道は無いので、コンパスで方向を確認しながら最後の上りを頑張ります。やがて木々の間から特徴のある山頂のトーテムポールが見えてきました。所要時間は2時間半、道探しもあり、予想以上に時間がかかりました。 山頂で一息入れて下山にかかります。御手洗の滝へ下るコースの途中から右折して先ほどの尾根の分岐点を目指します。この道もやはり高圧線保守用の作業道のようです。道なりに進むと高圧線の鉄塔に出ました。少し戻って山腹をトラバース気味に歩いて尾根の分岐点に着きましたが、鉄塔から先は道は不明でした。 本日のコースは案内標識などはありませんので地形図で現在地を確認しながら登ることが必要です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています |
△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります △▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください |