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発心山(698m) 2006/10/30

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発心山山頂から筑後平野 発心山山頂にて
標識は健在 光る有明海
遠くから見ると粉雪を被ったよう 清楚な佇まい
 ホームグラウンドの発心山だが、今年は回数がめっきり減ってしまった。記録を調べてみると5月以来登ってない。身体を動かしたくなったので、昼から久しぶりに登ってみた。

 登りながら、この山の良さはなんだろうかと考えてみた。先ず近い事、片道10km、車で30分ほどだ。ドアツードアで3時間半の時間的余裕があれば良い。

 ただ近いだけなら同じ耳納山系で高良山が更に近いのだが、ここは標高差が少なくて山に登った感じが薄い。それに比べ発心山は標高差が600mあるので上り甲斐がある。

 そしてこれは今日初めて感じた事なのだが、登山道が大変歩きやすいと言う事だ。大きな段差の階段や、滑りやすい木の根っこや、転びやすい岩くずなどが無く、殆んどが柔らかな山土の登山道なのだ。

 もちろんヤブなどはなく、散歩気分で、自分の歩幅で標高差600mを歩けるわけだ。途中の展望は5合目付近で僅かに得られる程度だが、いったん山頂部に上がれば、筑後平野の大パノラマが眼下に広がる。大きく蛇行する筑後川、平野を走り抜ける列車の響き、のどかで平和な光景が広がる。

 自然林や野草も少なく植林が巾を利かす平凡な山なれど、私の好きな山だ。3年前に作った山頂標識はいまだ健在で嬉しい事だ。今日は珍しく登山者と出会う。中年のご夫婦だが、お話しすると、なんと我が家のすぐ近くの方とわかり、お互い大いに驚く。

 帰りは車でさざんか山に寄って見た。すでに終わっている木もあれば、まだつぼみをたくさんつけている木もあって、何時が見頃なのか良くわからないが、もうしばらくは楽しめそうだ。
 
 


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