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上塚山(937m) | ▲2006/03/24 | |||||||||||||||||||
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裏英彦山道と呼ばれている道があります。野峠から鷹ノ巣山を経て薬師峠、更に英彦山の南を通って岳滅鬼峠に至る道です。この岳滅鬼峠にいたる尾根の手前500mほどの地点から南東に派生する尾根があります。上塚山はこの尾根上の山です。 昨年、この裏英彦山道を歩いたときに、上塚山への分岐の標識があって、いつか登ってみたいと思っていました。今回はこの分岐からではなく、ガラメキ峠を登山口とします。 ガラメキ峠へは(下の地図参照)、212号線、藤山町から小鹿田方面へ向かい殿町から釜ヶ瀬集落を経由して釜ヶ瀬林道に入ります。釜ヶ瀬林道の終点からは立派な舗装林道に変わります。左折して3kmほどでガラメキ峠です。 写真の取り付き点から上がると、市木集落からの登山道と出会います。50mほど下ると右手にネットが見えます。ここからネットに沿って上ります。A点のピーク(下の地図参照)までは、左手に伐採地を見ながら進みます。南方には仏来ノ山が特徴のある山容を見せています。 ピークAから緩やかに下りピークBへの登りにかかります。右手には多くの倒木があります。ネットに鹿の頭骸骨が、白骨化してひっかかっていました。伐採跡地には杉や檜の幼苗が植えられていますので、鹿に食われないためにネットが張られているのでしょうが、このネットに角をかけて死んでゆく鹿もいるようです。 ピークBとCの間には、右手(東)に大きな伐採地があり、ここもネット沿いをしばらく歩きます。東正面に長く連なる山塊がでんと横たわっています。その時はわからなかったのですが、この山並は、昨年縦走した釣鐘山から中摩殿畑山でした。写真を見て改めて、往時の歩きを思い返しました。 <釣鐘山から中摩殿畑山> |
ネットにかかった鹿の頭蓋骨 | B-C間のネット | ガラメキ峠からの林道が見える |
B-C間の伐採地からの眺め | ||
△▲ネットから離れてしばらく尾根筋を歩くとC点のピークに向かいます。ピークの手前から左折するのが正しいコースですが、私達は小木がまばらに茂る尾根筋を300m近くも進んで、ミスコースに気づいて引き返しました。左折ポイントに目印をつけました。ダニの画像がありますが、相棒のケルンさんのズボンに付いていたものです。山中を歩くという事は、ダニやマムシやスズメバチの領域に侵入するわけですから、十分注意して被害を受けないようにしたいものですね。 |
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ダニに注意 | C点手前に目印をつける | D点(836m)への登り |
△▲C点から山腹を下ってひと上りした地点で、再度、道を間違えました。白テープが巻きつけられた樹があったので、その方向に進んだのですが、これは間違いでした。ここは左に下ります。しばらくでピークDへの登りにかかります。このあたりも風倒木が多いです。836mD点ピークで休憩します。 |
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D点(836m)ピーク | 上塚山が見えてくる | どっしりした山容 |
△▲D点ピークから、上塚山への最後の鞍部に下ります。左前方に上塚山の堂々とした山容が見えてきます。この最後の鞍部から左に下ると市木の集落に行けるようですが、これは確認していません。最後の鞍部から上塚山山頂への急登が始まります。急登ではありますが、落葉樹の木の葉で埋まった足元はふわふわと感触良く、葉を落とした裸木の風情も良く、山頂へ最後の頑張りです。振り返り見れば、左手に大将陣山、右手に国見山が見えます。 |
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鞍部から最後の登り | 振り返り見る山並み | 急登を頑張る |
△▲山頂は落ち葉に覆われたこじんまりとした場所でした。北西方向には岳滅鬼山や裏英彦山道に続く峰が見えます。山頂を越えて裏英彦山道に続く道をしばらく歩きました。いつかこの道を通して歩く事もあるかと思います。 |
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上塚山山頂(937m) | 左奥の峰は岳滅鬼山 | 下山、急勾配をさっさと下る |
△▲タイム ガラメキ峠(7:40)倒木(7:50)ロスタイム(20分)ピークB(8:47)ロスタイム(15分)ピークC(9:30)ピークD(10:08)山頂(10:47) |
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ガラメキ峠〜上塚山コース図
△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています △▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります △▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください |
△▲緑の釜ヶ瀬林道は多少荒れています。8割ほどは一応、舗装されています。普通車では腹を擦りそうな箇所が1箇所あります。 △▲橙色の林道は立派な舗装道です。ガラメキ峠までは問題ありません。ガラメキ峠の先まで伸びていますが、途中のがけ崩れで通行不能になってます。 |
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