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大山(三鈷峰〜振子山〜野田ヶ山) | ▲2005/10/8〜11 | |||||
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所属する山岳会の例会で大山山行が企画された。九州外の著名な山であり個人で行く機会は少ないので喜んで参加する。 8日夜、8時半に久留米を出発して朝3時過ぎに登山口駐車場に着く。あいにくの小雨のためテントは張らずバスの中で仮眠する。朝8時、雨上がりの曇り空の下、歩き始める。大山寺の旅館街から石畳の道を大神山神社へと向かう。神社の裏からが普通の登山道となる。最初の通過ポイントとなる下宝珠越へとむかう。最初から結構な急登である。 下宝珠越から中宝珠越にかけてはブナ林が美しい。中宝珠越から上宝珠越へむかうと右手に大山北壁が見えてくる。屹立する北壁の高度感に圧倒される。山体が崩壊してガレ場を形成しているが遠くから見るとそれさえも一種、美的である。 登山道脇にはナナカマドが真っ赤な実をつけている。大山キャラボクの赤い見も散見される。食べてみるとまあまあ美味しかった。ユートピア避難小屋は稜線に立っているので遠方からも良く見える。小屋の周囲には野草がたくさん茂っていてシーズンには名前どおりの桃源郷になるのだろうか。 三鈷峰、振子山、野田ヶ山と縦走して大休峠に3時到着する。野田ヶ山から大休峠の間は昨日の雨で登山道がぬかるみ泥田状態で最後の路程でちょっと嫌な思いをさせられた。もっともこれも自然の一面だから受容せざるを得ない。 〔アルバム〕 |