九州の山野草

ツルギキョウ(蔓桔梗)
キキョウ科ツルギキョウ属
本州から九州の山地に稀に生えるツル性の多年草で、環境省レッドデーターブックでは絶滅危惧U類に指定されている。花期は8-10月で花冠は1.5-2cm、白色で基部は紫色、先端は反り返る。雄性先熟。果実は赤紫色の液果で美しい。

2020/08/22 福岡県
花冠は1.5-2cmほど、白い花弁の先端がカールする

2020/08/22 福岡県

2020/08/08 福岡県
開花前

2020/08/08 福岡県
開花直後

2020/08/08 福岡県
全体の様子、中央に小さな蕾

2021/08/15 福岡県
雄性期の花、雌しべを雄しべの葯が囲んで花粉を出している 
雌しべの柱頭は閉じている

2021/08/15 福岡県

2020/08/27 福岡県
雌性期の花
雄しべは萎れて、雌しべの柱頭が開いて他の花の花粉を待機している

2020/08/27 福岡県

2021/08/21 福岡県

2021/08/21 福岡県

2020/08/27 福岡県
飴色のこの小さなアリをよく見る

2021/10/24 福岡県
色づき始めた実、液果であることが特徴

2021/10/24 福岡県
鈴なりの果実

2021/10/24 福岡県

2021/11/13 福岡県
果実の赤紫色が濃くなり、がく片も色づいてきた

2021/11/13 福岡県

2021/01/16 福岡県
冬になりがく片も葉も茎も枯れてきたが果実はまだ残っていた