九州の山野草

ヒキオコシ
シソ科ヤマハッカ属
北海道から九州まで日当たりの良い山野に自生する。花期は9-10月、背丈は50-100cm。薄紫色の小さな花をまばらにたくさんつける。葉を噛むと強い苦みがありそれが食欲増進作用となり古くから民間療法で使用された。

ヒキオコシ
2021.09.16 福岡県平尾台
上唇は4裂して反り返る
紫の斑点がある
雄しべ4個

ヒキオコシ
2021.09.16 福岡県平尾台
全草を乾燥したものを、生薬で延命草といい消化不良、食欲不振、腹痛に効果があるとの事

ヒキオコシ
2021.09.16 福岡県平尾台
「弘法大師が病に倒れた行者にヒキオコシの葉の擦り汁を飲ませたら元気になって起き上がった」と云う伝説が和名の由来

ヒキオコシ
2021.09.16 福岡県平尾台
葉には強い苦みがある
ヒキオコシ
2021.09.16 福岡県平尾台