九州の山野草

アオモジ(青文字、学名:Litsea cubeba)
クスノキ科の落葉小高木。中国、日本(九州および、古琉球とされた地域)、台湾、インドネシアおよび他の東南アジア原産。

アオモジの蕾
真ん丸〜
この形で冬を越えてきました??

アオモジ雄花
丸い蕾が割れると、中から 5つの花が飛び出ます。
雄しべの葯から黄色の花粉が沢山出て賑やかです。
雌雄異株です。

雄しべは花弁の周囲に張り付くように6本、内側に3本あります。
それぞれに3-4本の葯がついています。
5個の花と外側の総苞が重なって小さなシャンデリアみたいです。

アオモジ雌花
雌花は少し小さくて地味
雌雄異株なので雌の木と雄の木があります。

雌花には雌しべが一本あります
黄色の部分は線体と呼ばれ蜜を出す器官で6個あります

アオモジのある風景