私の好きな九州の山

奥穂高岳(3190m)2日目、横尾から奥穂高岳


テンバから高度感のある景観






8月1日:奥穂高岳2(3190m)横尾から奥穂高岳

あさ、3時起床。準備を済ませて4時15分出発。横尾橋を渡って屏風岳を左にしながら進む。本谷橋までは遊歩道に近い緩やかな登山道。本谷橋を過ぎると次第に勾配が出てくる。朝日が前穂や南岳を赤く染める。涸沢に入ると穂高岳を背に雄大なカールの風景が広がる。胸がわくわくする瞬間だ。

登るにつれ風景がどんどん変わる。いいね、いいねと写真を撮りまくる。やがてカールのテンバに到着。カラフルなテントを前景にして写真を撮るとわくわく感が倍増する。

涸沢小屋のデッキで一休み、ここでヘルメットを装着する。目を凝らすとザイテングラートへ向かう登山者の姿がぽつりぽつり確認できる。ちなみにザイテングラートは支尾根の意味だ。カールに残った岩尾根だ。この尾根の先に穂高岳山荘がある。

ザイテングラートは2〜3か所、梯子や鎖があるが、そんなに高度感があるわけではなく特別難しい箇所もないように感じた。ただ勾配があるので負荷は大きく適当に休みを入れつつ息を整えて登る。7月までは雪が残っていたようだが本日はコース上では全く消えていた。

10時40分、穂高岳山荘に到着!さっそく受付して寝場所を確保する。山荘前の広場に出てみる。次々にザイテングラートを上がってくる登山者。奥穂高岳方面に目をやると垂直に近く見える黒々とした岩場を登る登山者が見える。高い位置に梯子が見える。圧倒されそうな光景。

山頂部はガスっているので眺めは期待出来そうもなかったが、時間も早いので奥穂高岳山頂に向かう。最初に先ほど目にした巨大な岩壁を登る。遠目には威圧的に感じた岩壁だったが、いざ登ってみるときちんと整備されているため、問題なく登ることが出来た。ただ落石は怖いので上の登山者の動きには注意を払った。

最初の岩壁を登れば後は普通のコースで50分ほどで奥穂高岳山頂に到着。ガスって展望はほとんどないが時折ガスが消えてジャンダルムがさ〜と浮かび上がる。山荘で隣になった長崎のご夫婦も登ってきた。写真を取り合ったりしてしばらく山頂で過ごす。

しばらく待つも展望が開ける気配もないので小屋に戻ることにする。後から聞いた話だが、岳沢から登ってきた登山者がつまずいて転倒、危うく事故になりそうだったとのこと。そういえば、ザイテングラートを登っている時、北穂の登山道で登山者の滑落事故が発生、距離はあったが目の前で登山者がヘリに救助されていた。

小屋に戻れば今日も定番のビール、談話室で楽しく時を過ごす。穂高岳山荘で宿泊することは一つの憧れだった。今それが実現できて大きな喜びに満たされている。
夕、テン泊の単独登山者と話を交わす。槍から来たとのこと。感じの良い若者だった。グッドラック!



3時起床して準備








本谷橋
































涸沢小屋でヘルメット装着


ザイテングラート























北穂の登山道で遭難者を救出中








































穂高岳山荘








一息いれて奥穂高岳山頂へ向かう













奥穂高岳山頂
日本アルプス総鎮守









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