私の好きな九州の山

笠ヶ岳(2898m)1日目


笠ヶ岳山荘と黒部源流の山





7月29日:笠ヶ岳(2898m)

昨日は台風のため休養日に充てるつもりだった。
道の駅でまったりしていたが、台風は足早に通過するようだ。
そこで急遽変更して笠ヶ岳の登山口となる新穂高温泉の登山者用無料駐車場に向かった。

通常は満杯になるはずだが台風接近のためか、50%ほどの車だった。
いつものように個人的宴会をして早めに就寝する。台風は未明に通過したようだ。
朝起きて車を見ると屋根に多数の枝木が散乱していた。

普段よりは遅めの朝5時、躊躇しながらも出発する。
登山センターで登山届を提出して笠ヶ岳山荘に本日の宿泊予約の電話を入れる。
小屋の方は昨日は小屋が揺れるほどの強風だったこと、
危険を感じたら無理しないで下山してくださいとの忠告を頂いた。
そのつもりで出発する。

笠新道は標高差1800mを登る。
個人的には数年前南アルプスの椹島から千枚岳に上がった時、足がつった経験があった。
この時の標高差は1500m、今回の方がさらに厳しい。
登山口まで1時間ほど林道を歩きいよいよ急登に挑む。

杓子平まで九十九折りの急登が高さで1000m続く。
樹林の影が多いのが救いだ。黙々とペースを保って登る。
杓子平に到着すると目の前に笠ヶ岳の大きな山容が飛び込んでくる。
杓子平はお花畑だがこの時期目立ったのはバイケイソウだった。
さて杓子平で一服できたが、すぐに今度は抜戸岳まで高さで350mの岩山登りが待っている。
フーフー言いながら抜戸岳の肩の稜線に出ると正面に黒部五郎と薬師岳が迎えてくれた。
雲の平周回の際に登った思い出の山だ。

この後は笠ヶ岳を正面に見ながら稜線を緩やかに登ってゆく。
途中、私と年齢の近そうな男性二人組が岩陰でゆったりとコーヒーを啜っていた。
鏡平小屋に泊まって稜線に上がってきたそうだ。
のちほど小屋で話しましょうと、先を急ぐ。
小屋は山頂直下の肩あたりに立っているが
、そこまでの最後の岩場の上りが疲れた体に堪える。

小屋で受付をすると朝方電話に出てくれた方がおられて「早かったですね」とねぎらってくれた。
台風でキャンセル多く今日は10人もお客さんはいないとのこと。
ザックを置いて談話室でさっそくビールでかんぱ〜い!
しばらくして途中出会った岩手の二人組も到着、
東京から来た単独の登山者も加わって改めて飲みタイム、楽しい時間を過ごす。

夕暮れ前にカメラと水だけサブザックに入れて山頂へ向かう。
雲が多いが光もあり山頂風景を楽しむ。ライブカメラそのままの槍穂高、焼岳が低く見える。
遠く白山、その前に影笠ヶ岳も出現。佐世保から来たという男女三人組も登ってきた。
槍穂高の中心部からはちょっと外れた笠ヶ岳、記憶に長く残りそうな山になりました。



登山センターで登山届を提出してスタート


林道を1時間ほど歩いて笠新道入り口に到着








杓子平到着。笠ヶ岳が目の前にドンと聳える。





稜線までさらに急登を登る








稜線に登り上がると黒部五郎と薬師岳が飛び込んできた


これより笠ヶ岳を正面に見ながら快適な尾根縦走


登山口付近を見下ろす


お花畑


雪渓上部





小屋が見えた、あと一登り


スペースゆったり





けっこうな御馳走

















笠ヶ岳山頂





焼岳


















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