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久住山(1787m) 2006/12/24

石谷山へ 目次 祖母山へ


登山口トイレと駐車場 冬枯れの登山道
しも柱 霧に浮かぶ阿蘇五岳
山頂が見えてきた 最後の急斜を上がる
山頂から由布岳 三俣山 壁紙サイズはこちら 
山頂からの眺め 祖母傾山系も靄の上
久住山頂 中岳天狗ヶ城
池の小屋は立ち入り禁止
氷結した御池 氷の厚さも十分
天狗ヶ城 稲星山から中岳
神明水 振り返り見る稲星山
登山道 猪鹿狼寺跡
赤川分岐点 牧場に出てしまった
観光道路を歩く 林道ゲート

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 2006年度の山納めに久住山に登ることにしました。登山口をどこにするか考えたのですが、まだ歩いたことの無い南の赤川登山口からにします。下山はピストンではもったいないので南登山道を使って途中から赤川登山口にトラバースして戻る事にします。

 久留米から登山口までは日田まわりと阿蘇まわりが選べます。今回は迷わず阿蘇まわりを選択します。実は前日のライブカメラでは阿蘇谷に綺麗な雲海が出ていたのです。阿蘇谷の雲海撮影と久住登山を一緒に楽しもうということです。

 阿蘇谷の日の出前にあわせて朝4時すぎに出発します。残念ながら雲海は現れず夜景を数枚撮影して赤川登山口へ向かいます。ミルクロードから瀬の本へ次第に明け行く空を眺めながら高原ドライブです。やまなみ道路をこんな早朝に走ると快適極まりないですね。

 綺麗に整備された赤川登山口にはすでに数台の車が駐車していました。軽くストレッチをして出発です。歩き初めてまもなく扇ヶ鼻登山道を左に分けて林道を何度か横切って樹林帯をしばらく登りあがります。高度を上げるにつれて阿蘇五岳が背後に見えてきます。涅槃像が霧に浮かび静かに横たわっています。ため息の出そうな光景です。左手の祖母傾も霧の上です。

 樹林が切れると久住山の山頂が青空の中にくっきりと見えてきます。山頂下からは岩場も出てきて急斜となります。山頂に飛び出ると一面に青空が広がります。

 本日は空気が澄んでいて視界が効きます。文字通り360度の展望を楽しみます。居合わせた人々と一緒に山座同定をします。遠くは四国の山まで雲上に見えていました。長い時間、山頂からの風景を愛でました。

 時間もあるので山頂めぐりをします。稲星山との鞍部に下って池の小屋、御池、天狗ヶ城、中岳、稲星山と巡って再び鞍部に下ってここから南登山道を下ります。

 神明水という水場があるとの事なので観察しますと、しっかり水量はありました。下山道は黒土が滑りやすくて難儀しました。転ばないように緊張しながら急斜面を下ります。ススキ原を通って七曲の樹林帯を抜けて杉の植林地に入ると猪鹿狼寺跡です。

 さてこれから先に赤川登山口への分岐点があるわけですが、どんな状況かさっぱりわかりません。2.5万図の破線を辿るつもりですが、現在使われているのかどうかわかりません。現場に行って無理ならばそのまま下ってロードパークを歩くつもりです。

 GPSで現在位置を確認しながら分岐点まで歩いたのですが、到達した分岐点には明確な標識があり赤川登山口まで30分と記してありました。

 目印テープとはっきりした踏み跡を辿って進みます。地図では尾根の末端部から北上して林道に出るようになっていますが、テープは逆に南につけられています。こちらの方向で戻れるのであれば近道になります。

 テープを追って行くと途中からヤブが濃くなってきました。方向は登山口の西方向を向いてはいるのですが・・。南方に別のテープがありましたので、そちらへ進むとすぐに牧場に飛び出ました。

 コースを外れたことはわかりましたが、ここからだとロードパークがすぐ下です。うまい具合に牧場から道路に降りることが出来ましたので、しばらく道路を歩いて赤川登山口に戻りました。

 登山口の手前に閉鎖された林道ゲートがありましたので、ここに戻るのがコースなりのようです。いつかこのゲートから逆に歩いて確かめようと思います。




△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています
△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります
△▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください


登山口まで





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