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京丈山(1473m) 2006/11/13

小金峰 目次 竜ヶ鼻


山の間に満天の星
登山口駐車場 登山口
狭い道 朽ちかけた木橋
石灰石が露頭 最後の水場
植林地を上がる 尾根道の笹
目丸山? 澄んだ空
艶やか
倒木 ブナの倒木が道代わり
ブナ林 サルノコシカケ
苔むす石灰石 倒木
石灰石と潅木の林立 南方の山
雁俣山縦走路へ 山頂
雁俣山方面 山頂部の標識
山ノ神 山頂から
山頂 ワナバ谷コース入口
目丸山? 東方の山々
ブナ林 落ち葉の絨毯
苔が綺麗 東方の山々
安らぎの道 谷沿いの道
光の無いのが残念
登山口近く



 昨夕、小金峰から下山して、二本杉峠の駐車場まで走ってみると大勢の行楽客でまだ賑わっています。トイレ設備もあるのでここで車中泊を、とも考えたのですが、ここは寒そうなので京丈山の登山口まで行く事にします。

 夜間ですので注意して林道を走ります。二合から登山口まで5kmとの案内標識があります。登山口のすぐ手前に2〜3台収容の駐車スペースが造られていました。ワラバ谷の瀬音が聞こえます。山の間に満天の星がきらめいています。

 昨晩は珍しく熟睡できました。明るくなって周りを観察すると、けっこう綺麗な紅葉です。簡単に食事をして出発します。このコースは先ずワラバ谷に沿って北へ1.5kmほど上がります。

 最初から急崖の上の狭い道を通過する場所があり慎重に進みます。左岸から入って、古い木橋を渡っていったん山腹を高巻いて右岸を進みます。谷底は白い石灰石が露頭していて周囲の紅葉の木々と良い取り合わせです。途中、紅葉の素晴らしい場所がありますが、残念ながらまだ光がありません。帰りに期待しましょう。

 やがて出会う二俣は右俣に進みます。「最後の水場」の標識から谷を離れて植林地の中の本格的な登りになります。稜線に出れば左手、西方向に進路を変えます。右は平家山方面への旧道ですが、現在ではヤブになっているようです。

 クマザサと巨木の林立する稜線を徐々に高度を上げて進みます。ブナの倒木が何度も登山道をさえぎります。青空の下の稜線歩きは少々ヤブ漕ぎがあろうとも気持ちのいいものです。ときおり真っ赤なカエデに目を奪われます。

 やがて、苔むした石が綺麗な場所に出ます。ピーク状になっていますので山頂が近いのかも知れません。苔むす石灰石の露頭する稜線をしばらく進みますが、山頂はここではないようです。GPSで確認すると山頂は北へ100mほど進んだ先のようです。しかしその方向には道はありません。

 どうやらコースを外したようですが、目の前の笹薮はそんなに濃くないので、藪を分けて進むと、無事、山頂に飛び出ることが出来ました。

 山頂からは北面が開けていて正面下には洞ヶ岳、そのかなたに緑川の流れや遠く有明海まで望む事が出来ます。左手には雁俣山、右手には目丸山が樹間から窺えます。腹ごしらえをして下山にかかります。

 帰りは正規のコースを歩きました。稜線の北東側の感じの良いブナ林を歩くコースでした。帰りに期待していたワラバ谷の紅葉ですが、残念ながら昼から曇ってきました。光がないとどんよりとした色調で精彩がありません。しかし紅葉の状態は大変良いので晴れの日のお昼前後は素晴らしい紅葉シーンに出会えると思います。







△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています
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