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三里河原(宮崎県) 2006/5/3

五葉岳 目次 夏木山


左、大崩山岩峰群、中央奥、五葉岳 大崩山上祝子登山口
大崩山荘 喜平越谷を渡る
花崗岩の一枚岩を横切る 長いハシゴを降りる
吐野で渡渉 モチダ谷出会
モチダ谷出会のテント場 三里河原の朝
 先月末にKACの会山行で、アケボノツツジ鑑賞登山として五葉岳へ登ったのですが、まだほとんどつぼみでした。200mほど標高の低い夏木山が満開との情報を聞いて、是非夏木山に行きたいと思いました。

 一般的なコースとしては、夏木新道のピストンが簡単なようですが、少し変化をつけて、瀬戸口谷から上がることにしました。ケルンさんも同行されることになり、車がせっかく二台あるので、大崩山上祝子登山口から三里河原、瀬戸口谷経由で夏木山、更に犬流越まで縦走する事にしました。

 大型連休とあって登山口には車が長い列を作っています。九州外のナンバーも目立ちます。登山口から先ずは山小屋を目指します。見事な花をつけたミツバツツジが出迎えてくれます。30分ほどで山小屋到着です。山小屋のすぐ先から坊主尾根分岐の案内板があります。祝子川の左岸上部を進みます。湧塚分岐を見送り右奥に避難岩屋を見て喜平越谷で軽く食事を取ります。

 ケルンさんはお腹が空いてたようで、食事を取ると俄然、足取りが強くなりました。岩場になったと思うと、突然巨大な花崗岩の一枚岩に飛び出ます。この場所は、10年以上前、まだ山歩きをしてない頃、写真撮影のために訪れた事があり、よく記憶に残っている場所です。

 一枚岩を横切って、長いハシゴを降りてしばらく歩けば吐野です。テント場から河原に下りて渡渉します。幾度も写真で見た三里河原の清流と初対面です。登山口からずっと祝子川の側を歩いているのですが、途中は川の流れは見えませんので、ここで初めて川の流れを見ることになります。

 これより上は三里河原の渓谷美を愛でながら河原を上がってゆきます。明日、入る瀬戸口谷の分岐点を探しながら進んだつもりがいつの間にか通り過ぎていました。まあ明日、注意して見つけることにしましょう。いったん右岸に上がってテント場を過ぎて河原に出た地点で左岸へ渡渉します。テーブル状の岩があります。

 左岸を150mほど歩いて再度、右岸へ渡渉します。わずかな歩きでモチダ谷出会に到着です。標識から左上した所がテント場です。さっそくテントを設営して、近くを歩いてみます。

 モチダ谷をしばらく上がってみました。いつかこの谷も歩いてみたいものです。モチダ谷が本流に出会う地点に素晴らしい滝がありました。ちょうどアケボノツツジもあって深い蒼色の水面が神秘的な美しさです。夜、テントから出ると樹々の間から星がたくさん見えていました。明日も天気は良さそうです。


△▲このページの地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図を複製加工して使用しています

△▲一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります
△▲地図の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。用紙設定でタテ、ヨコを選択してください

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