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土器山(八天山)(430m) 2006/02/04

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こんな狭い登山道も通ります 上宮の巨石
上宮からの眺め 土器山の狭い山頂

山頂から北方を見る
 土器山(かわらけ山)は別名八天山とも呼ばれ佐賀県神埼町の山です。山全体がご神体と崇められていますので全山自然林で山頂近くの上宮には巨石が祭られています。

 登山口は麓の八天神社からです。近くに駐車場とトイレが整備されています。 昨晩、降った雪が山野にうっすらと積もっています。登山道ははっきしていて、迷うところはありません。標識やベンチや東屋もあります。

 上宮に着くと良い具合に晴れ間が広がってきました。巨石のある上宮は、開けていて気持ちのいい場所です。広々とした筑後平野が一望できます。有明海にそそぐ筑後川の河口部や雲仙普賢岳も見えています。正面奥には久留米市街地とその背後に釈迦、御前、石割岳の山なみがくっきりと見えます。

 上宮から山頂まではほんの一登りです。山頂も大石がごろごろしています。ここは狭いですが、脊振山方面の景観が素晴らしいです。高さと広がりのあるパノラマ風景でまさに脊振連山の展望台です。

 高さがあると書きましたが、土器山の北側は急傾斜で落ちていて、向かい側の大高山との間に深い谷を造りそこに城原川が流れています。この谷にダムを造る計画がもう何十年も前からあるようです。ダムの問題は議論の多い所ですが、もしダムが出来た場合は眼下に見える岩屋や政所の集落は水没してしまうようです。

 土器山からは東方の腰巻山へと縦走路があります。最初の予定では往復縦走でしたが、時間が足りなくて中間部の463m三角点までの往復になりました。樹間に脊振連山を眺めながら雪の尾根道歩きは快適でした。所用時間は登山口から山頂まで60分、山頂から463m三角点まで80分でした。縦走半ばでリタイアーしましたのでまた次回に宿題を残しました。




土器山山頂からは、浮岳から蛤岳まで脊振連山が一望できました。パノラマ写真でご覧下さい。

筑後川の河口の、大川市と諸富町です。大川は社会人になって最初の赴任地で懐かしい町です。(土器山上宮から)

久留米市街地の背後に、御前岳や石割岳が見える写真は、初めてで感動しました。(土器山上宮から)


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関連リンク
前回の土器山
前回の腰巻山

△▲このページの地図は国土地理院発行の5万分の1地形図を複製加工して使用しています
(一つの升目の横が約250m、縦が約300mになります)
(画像の印刷は、画像の上で右クリックしてメニューから印刷に進んでください。サイズに合わせてタテ、ヨコを選択してください)

登山口まで
国道34号線の神埼町役場の交差点を北に向かいます。長崎自動車道の高架をくぐって更に進むと仁比山神社があります。ここは九年庵の紅葉が有名です。仁比山神社から200mほど先の橋を左折します。700mほどで登山口です。

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